正確な情報は届かないのですか?

今日の札幌はドカ雪、札幌圏の公共交通機関は混乱していました。

職場の自席で降り続く雪を見つめながら、仕事より帰宅の心配をしているのは別の話ですよ。
まあ、あのJR北海道がドカ雪で混乱して列車がまともに走らないことは知っていますからね。

ドカ雪を理由に定時ダッシュ、職場の方に新札幌の駅近くまで送ってもいらいましたが・・・
降り続いていたのは知っていたけど、そこまで降ったのか驚くばかり、これは列車は厳しいか?
そう思っていたら、新札幌の駅は予想通りというか予定通りの大混乱、もう諦めモードですね。

小樽行の「エアポート」は走っているらしく、一番早い列車の指定席を予約。
札幌まで満席だったので札幌から小樽まで予約、どんな状況でも座を確保したのでひと安心。
何分遅れかといえば予定は未定、どうやら、正確な運行情報を把握していないみたいですが・・・
本社情報では「折返しの列車が新千歳空港に到着してない」ということで約1時間遅れです。

千歳方面に向う列車は発着を繰り返しますが、札幌方面へ向う列車は到着すらしない状況で・・・

走る列車

そろそろ到着するであろう「エアポート」に乗れば、小樽まで快適に移動できるはずでしたが・・・

無意味な指定券

この数分後、この指定券は紙クズになるであろうことを予想したでしょうか?
列車の到着寸前に「本日、この列車は手稲止まりとさせていただきます」との案内放送が・・・
まともに列車を走らせることが出来ず、いきなり行先変更、手稲まで移動する意味はあるの?
そんなことを思いながら、指定券の返金と確実に小樽へ移動できる列車を問い合わせます。
結局、問い合わせたところで正確な情報が入ってくるはずもなく、まあ呆れるばかりでしたね。
そもそも、列車の行先変更の情報が到着直前に知らされるとは、何と言えばいいのでしょう?
まともに移動できる列車を問い合わせても、とりあえず来た列車に乗れ程度の回答でしたよ。
それ以前に連絡用の回線が不足して情報連携がままならない状況、これは問題でしょ。
回線が不足しているなら回線増やせ、経費がないならIP回線を活用すればいいだけでしょ。
SkypeとかLINEを活用すれば、最小限の経費で回線を増やすことが出来ると思いますけど。
狭い駅事務室には、情報収集も出来ず、利用客対応もままならない社員がたむろするだけ。

結局、ウェブ上で運行情報を確認してみますと、17時39分の情報が最新でした。

運行情報1

いつものことですが、札幌圏のアバウトな運行情報、最大約1時間20分の遅れて何?
最大で1時間20分なのか、それとも、約1時間20分遅れなのか、どっちもどっちですけど、
こういう中途半端な情報が利用者をより一層混乱させ、カーニバルが盛り上がるのです。

運行情報2

急遽行先が変更となった「エアポート」については、どういう状況なのか?

運行情報3

小樽行の「エアポート」は新千歳空港17時33分発から19時03分発まで部分運休でした。
ただし、18時03分発、当初乗る予定だった列車だけは部分運休の案内はありませんね。
これは、本社のマヌケなエリート社員が運行情報の登録間違えた結果ということでしょう。
あまりの情報量に登録が追いついていないのか、部署の情報連携不足というでしょうか?
まあ、お客様から沢山のお声を頂戴し、当たり前に仕事をできるように改善したつもりで、
それが、色々やらかすのが得意なJR北海道の社員に理解し難いことなんでしょうかね。

ちなみに新千歳空港18時33分発の列車、指摘するまで小樽行で案内されていましたよ。
何で、利用者が指摘するまで行先変更が案内されないのか、何とも不思議な話ですけど。
そもそも、2時間近く前にネット上で流れている情報を駅員が把握していないのでしょうか?
毎回、乗客がJR北海道の社員を問い詰めない正確な情報が出てこない、これどうなの?
ドカ雪になれば混乱することは分かっているので、正確な情報を流して欲しいだけですよ。
列車の運行状況より降雪や除雪状況が重要、今後の対応にも関わってくることなんです。
運行状況なんて、突然行先が変更になったりしたら、それを頼りにしても無意味ですから。
それどころか、間違った情報で判断した結果、悲惨な結果になることを体験していますよ。
間違った情報で乗り継げないはずの列車がホームに止まっていることもありましたからね。
結局、駅構内で垂れ流されているのは情報ではなく騒音、耳障りな音声なんですよね。

この1ヶ月で3度も同じ目に遭ってしまいましたが、いい加減に完全して欲しいですね。
遠い昔に「冬こそJR」というキャッチフレーズがありましたが、今となっては都市伝説です。
最近なら「冬こそJR、ダメよ~ダメダメ」が適切かなと思ってしまうほどの酷さですよ。
利用せざる得ないので改善を期待したいところですが、それすらも期待できない状況です。
リスク回避の手段もなく、為す術がない状態、あとはリスクの許容範囲を広げるだけです。