街角でひっそりと佇んでいる電話ボックスを見かけました。
近くにコンビニが有り、よく歩く道ですけど、その存在に気づきませんでした。
それだけ、街に溶け込んでいるのか、それとも、存在感がなくなってしまったのか。
携帯電話が普及し始めたのは、自分が二十歳を過ぎて数年後のことでしょうか。
大学に入った頃はピッチ(PHS)という簡易型の携帯電話を持つようになりました。
あまりに料金が高いのでワン切り合戦とか、メインの連絡手段は固定電話でしたね。
オウチに電話回線を引こうかなと思ったら、高い加入権を買う必要がある時代です。
携帯電話を持とうとしても、あまりに高い手数料と通話料がネックになる時代です。
それが、今となっては固定電話より携帯電話で一人が一台持つのが当たり前の時代。
当時はケータイでしたが、現在はスマホ、ただ単に通話するだけはなく機能も拡充。
ボタンをポチポチ操作していたものがタッチパネルを操作するような端末ばかりと。
通話だけでなく、メールやネットからお財布代わりまで生活インフラの一部です。
携帯電話の普及で公衆電話が減っていますが、街から姿を消すことはなさそうです。
一定範囲内での設置が義務付けられているので、街の片隅にどこかには存在します。
普段は街を見守り続け、災害が発生したときに役目を果たすことになると思います。
携帯電話を持つようになって、公衆電話の存在を忘れかけていました。
たまたま街の片隅で見つけましたが、役目は限られても、存在意義はあるようです。