穏やかな厳冬の朝

強い寒波の襲来で厳しい寒さとなった北の大地。

冷たい空気に包まれた大地は、まるで冷凍庫みたい、身に凍みる寒さでした。
冷蔵庫の中にいるみたいではなくて冷凍庫の中にいるみたい、それだけ寒いです。

夜が明けると新しい一日の始まり、雲ひとつない澄んだ空が広がり、穏やかな朝。

夜明け

だけど、昨晩から今朝にかけては吹雪、ドカッと降ってドサッと積もったみたい。
吹雪が過ぎ去ってしまうと、車が雪に埋もれている現実を目の当たりに(苦笑)。

雪の中に車

いざ出勤!、外へ一歩足を踏み出すと、体が冷たい空気に包まれてます。
肌を突き刺すような寒さ、体の芯まで冷やす空気、体が凍りつきそうな感覚です。
あまりの寒さに眠気も吹っ飛びますが、気合は足りなくやる気は不十分ですね。

通勤途中、とある場所で外気温マイナス17度車の中暖房全開でも十分寒い!

外気温

まあ、冷え込んだなと思いますが、もっと冷え込んだところあるらしいです。
星野リゾート・トマムのある占冠村マイナス32.8度を記録したらしいですけど。
そうなると、今朝の北の大地でマイナス10度台は当たり前のことなんでしょうね。
そういえば、今朝の日本は観測地点の大半で気温がマイナスみたいだったみたい。
厳しい冷え込みというけど、冬の寒さとしては当たり前なのかもしれませんけど。 

あまりに冷たい空気に暖かな大地から湯気、これを蒸気霧と呼ぶらしいです。
澄んだ空気の青空に霧が立ち込め、大地を包み込み、幻想的な景色が広がります。

道路の霧

海に立ち込める霧、対岸の町を包み込んでしまい、連なる山々だけを見せました。
何となく、高い山の中腹まで登ってきた気分、そういうような景色でしょうか。

海の霧

あまりの寒さに春が恋しくなる今日この頃、といっても、春はまだまだ先の話。
何十年というわけでありませんが、何十日も先、今から待ち遠しい限りでしょう。
その前に厳しい寒さだって北の大地にとっては魅力のひとつ、そういうことです。
厳しい寒さの中で生活するのは大変だけど、寒さを楽しめるといいと思いますよ。
幻想的な景色にしろ、寒さが美味しくするグルメ、冬のスポーツと何でもありと。
この数年、暖冬傾向が続いたので、今冬はより一層寒さを感じると思うところで、
あっという間に過ぎていく北の大地の冬ですが、過ごし方を考えましょうか。

謎の体調不良

週末の近づく木曜日、体調不良でついにダウンしてしまいました。

週初め頃から喉の痛みがあり、風邪を引いたと思い、市販の風邪薬を投与。
これで症状は改善されると思いきや、日を追うごとに酷くなっていく一方でした。
それでも水曜日の新年会に参加してダウンの引き金を引いてしまったみたいです。
ついに木曜日の朝にダウン、そりゃあ、二日酔いと勘違いされても仕方なしです。
とりあえず、休養を取って落ち着いたところで、近所の内科に足を運びました。

これまた謎のクリニックで患者がやってくると、どこからか先生が登場します。
本当に医者なのかと思うほど適当な診察、問診と聴診器、血圧を図るだけでした。
そして、結果は風邪と判断し、薬を飲んで様子を見るように患者に指示して終了。
こんな病院でも院外処方、指定した薬局に足を運び、薬を貰い、帰ってきました。

新たな投薬生活が始まりましたが、今朝方飲んだ処方薬がコレです(っえ?)。

処方薬

定番の抗生物質から痰のキレをよくして、咳を鎮め、痛みや熱を抑えるようです。
なぜかアレルギーを抑える薬もあり、最後は大量の投薬に胃薬は必須みたいです。
これが錠剤が大小合わせて8錠本当に必要な投薬なのか、疑問に思いますけど。
そう思いながらも、状況が改善されるはずなので投薬して様子を見ますが。

昨年末から体は元気なつもりなのですが、謎の体調不良が続いています。
仕事納めの頃に高熱が出まして、その引き金が忘年会という飲み会なのは別の話。
さすがにインフルの疑いは全力で否定、そこはイベント続きの疲れということで。
落ち着いたところで喉が腫れ、新年早々から病院のお世話になってしまいました。
それも落ち着いたのかなと思いきや、三連休近くになって、再び喉が腫れました。
再び病院のお世話になってしまい、落ち着いた思った頃に体調不良になりました。
今回の診断は風邪らしいですが喉の腫れの診断が何だったのかは気になりますね。
この数週間、市販や処方を問わず、治療ということでいろいろな薬を飲みました。
抗生物質とか効果があるのかは疑問、今後の薬剤耐性が心配になるところです。

この状況が続くようであれば、もう一度、まともな病院に行く必要がありそう。
一過性だと思いますが、体にガタの来る年ごろなので精密検査が必要でしょうね。

新年会と宴会料理

水曜日の夜、まだ週半ばだというのに宴会がありました。

今回、複雑に絡み合う職場関係の中、仕事を頂いている客先の客先との新年会。
会場の都合により参会者は限定されていますが、その中でご指名を受けての参加です。
もちろん、ご指名料が頂けないどころか会費を徴収それ相応の負担で参加しました。
この職場でお客様の意向は絶対なので参加するのはもちろん、みんなで楽しみました。
そして、今年も客先と一丸となって仕事を頑張っていこうと、みんなで騒ぎましたよ。

今回、小さな町のとある鮨屋さんで新年会が執り行われました。

宴会料理

それぞれにお膳が並び、ワンランク上品な感じ、彩り鮮やかに料理が並んでいます。
とはいえ、食べることより飲むことがメインだと、合わないような気もしますけどね。
それより、彩り鮮やかな料理を食べてしまうのが勿体無い、このまま鑑賞したいなと。
宴会が始まってしまえば、酒の肴にお酒を飲みながら、胃袋に入ってくワケですけど。
それなりに酒を飲んでたらふく食べ、楽しく過ごし、それなりに十二分満足しました。

宴会は夜が更ける頃まで続きましたが、楽しく過ごすことが出来ました。
仕事の行く末は預かり知らぬところで決まる話、それは別の話ということになります。
今年も山あり谷ありで先に進みますが、客先と一丸になって頑張っていきましょうね。

スーパーカムイは北へ(後編)

復路は旭川15時30分発の「スーパーカムイ15号」です。

列車の入線は15時15分頃、札幌とは逆方向、旭川運転所から回送されてきます。
この時間、運転時間が等間隔ではないため、折返し列車は運転所でひと休みらしいです。
寒いホームで待たせないよう早めの入線と思いきや、そういう配慮ないみたいですけど、
そこは、都市間輸送を使命とする特急列車、列車に飛び乗るような感覚なんでしょう。
とはいえ、等間隔ダイヤで常にホームに列車が停まっていると、有り難いところですね。

往路は789系でしたが復路は785系、この姿を旭川で見かけるのも残り僅かです。

列車入線

切符

15時30分、ゆっくりと速度を上げながらホームをあとに札幌を目指します。
北の大地の冬は昼間が短く、そろそろ夕暮れ時となり、冬の日差しは傾きはじめました。

旭川出発

駅構内から本線に入り、旭川の街を横目に高架線を駆け抜け、進行方向の西日が眩しい。

旭川の街

旭川の街を離れると山道のような鉄路となり、いくつかの長いトンネルを通り抜けます。
はるか遠くに街の姿が見えるはずもなく、大雪原の中を雪煙を舞い上げながら走ります。

大雪原

深川を過ぎたあたりで日の入、北の大地の冬は夕暮れが早く、車窓に夕日が見えます。

1552_train-sunset

旭川から30分少々で滝川に到着、隣のホームに富良野方面へ向かう列車が停車中です。

滝川到着

真冬の北の大地、雪原の中をを駆け抜ける列車、早くも空が暗くなり初めてきました。

日の入ぐらい

16時30分、旭川から約1時間で岩見沢に到着、札幌までラストスパートです。

岩見沢到着

夕張川を越えると江別市内、この先、札幌都市圏に入り、街らしい景色が広がります。

夕張川

江別を通過する頃には車窓に住宅街続き、やがて、高架橋を駆け上あがります。
そのまま速度を落とさずに野幌通過、少し高い場所から街を見下ろすような感じです。
両サイドの雪のおかげで道路は狭くなり、その影響もあってか、渋滞が続いています。

道路を走る車のヘッドライトやテールランプ、街灯や信号が街を輝かせています。

野幌通過

この先、軽やかな走っていた列車は厚別を過ぎて、カーブの関係で速度を落とします。
千歳線と合流する頃には速度を上げ、白石を通過、暫くすると再び速度を落とします。

豊平川を通過して札幌中心部へ、暗くなってきた空に街灯りが夜空を彩ります。

豊平川

札幌の街

ゆっくり流れる街の景色を見ながら、16時55分、定刻通りに札幌に到着しました。

定時運行でしたが、ダイヤに余裕を持たせているせいか、走りに余裕がある感じでした。
最高速度を引き上げ、極限まで余裕を削ったダイヤでは定時運行なんて無理なんですね。
数年前の1時間20分運転と現在の1時間25分運転、この5分に意味があるということです。
無理して早さをアピールするより定時運行をアピールしたほうが良いと思います。

札幌到着直後

真冬の大地を駆け抜けてきた785系の姿を見かけるのも今冬が最後でしょうか。
次のダイヤ改正では道北方面へ向かう特急列車の運行体系に大幅な変化があるそうです。
まず、「スーパーカムイ」は次のダイヤ改正では「カムイ」とスーパーの冠が消えます。
785系の代わりに転属してきた789系で「ライラック」が10年ぶりの復活するそうです。
「スーパー宗谷」が「宗谷」となり、旭川と網走の間に「大雪」が25年ぶり復活します。
往年の列車が復活する一方、運行体系の変化はにそれぞれの考えはあると思いますけど。
安全性と利便性に経済性を考え、苦肉の策で努力した結果ということになるでしょうね。