ケータイ大手に続けと、今度はワイモバイルが新料金プランを発表しました。
![ワイモバイルロゴ](https://maru1977.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/07/ymobile_00.png?w=869)
そもそも、ワイモバイルとはヤフーを組み込んだケータイのブランドらしいです。
ロゴを見れば一目瞭然、ヤフーケータイ丸出しですね(苦笑)。
元になる会社はイーモバイルで有名なイー・アクセスとPHSで一世を風靡したウィルコムの2社。
いつの間にかカネの力でソフバンクの傘下に組み込まれ、勢力拡大に思う存分利用されます。
両者を合併させた上でヤフーへ売り飛ばして、新ブランドが展開しようという話になっていました。
ところが、新ブランドは展開するけど、ヤフーへの売り飛ばしは急遽見送りとなってしまいました。
その理由は知りませんが、どちらにしろソフトバンクの傘下であることには変りませんけど。
紆余曲折合って心機一転なワイモバイルの料金プランはどうなのか?
回線契約の基本料金は全てコミコミ、データ通信量でS、M、Lに分かれているぐらいです。
![基本料金](https://maru1977.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/07/ymobile_01.png?w=480&h=137)
随分思い切った料金設定だと思っていたら、当たり前のように2年縛りみたいです。
あと、データ通信量は上限を超えると500MBで500円の追加料金で速度制限は解除可能です。
割引サービスは2回線以上契約すると1回線あたり540円の基本料金が割り引かれるみたいで、
ただし、ソフトバンクグループ固有の事情なのかPocket Wi-Fiは割引対象がみたいですけどね。
キャンペーンでワイモバイルかソフトバンクのPocket Wi-Fiを1回線540円割引くみたいですが、
そこは、ソフトバンク商法が入ってくるので契約の際は注意を払う必要がありそうですね。
国内通話ですが、最大10分かつ300回以内なら無料、それ以降は30秒で20円になるそうです。
これって、VoLTE時代の革新的な新定額サービス「スマ放題」の名残りでしょうか?
データ通信をメインに使い、簡単な連絡で長時間通話しないのであれば、十分だと思います。
それでも足りないと思うのであれば、スーパーだれとでも定額というオプションもあります。
![オプション料金](https://maru1977.wordpress.com/wp-content/uploads/2014/07/ymobile_02.png?w=480&h=62)
月額1000円も払って国内通話を無料にする必要があるのかどうか、それは利用者の考えです。
大手3社のように国内通話無料をセットにせず、オプション扱いにしたのは評価すべきところです。
ワイモバイルの料金体系は大手3社の新料金以上にシンプルです。
通話料とISP料金からパケット通信料までコミコミ料金で現在とほぼ同額なのは評価できます。
データ通信をメインに使うのであれば、ワイモバイルを選択肢に入れることもアリだと思います。
ここで懸念することは、ワイモバイルがソフトバンク傘下であるということです。
自前のネットワークはソフトバンクと相互接続、当然、トラフィック量も必要以上に増えるわけです。
それはソフトバンク網で捌き切れないトラフィックをワイモバイル網の流そうと考えているからです。
借金漬けで財務体質が脆弱なソフトバンクは他人の設備で商売したがる傾向がありますので。
そのために高額な費用で当時のイー・モバイルを買収した経緯だってあるワケなんですから。
是非とも独自の方向性を見出し、ソフトバンク傘下のハンデを乗り越えて欲しいと願います。
あとは、ソフトバンク傘下に入ってから、親会社流のイカサマ商法が浸透したこと。
街中でソフトバンクやイー・モバイルの声をかけられますが、セールスの手法がほぼ一緒でした。
親会社ソフトバンクの悪いところを子会社イーモバイルが受け継いでしまったというとでしょうね。
これが、ネット界隈で話題に見かけるソフトバンクのイカサマ商法なのかなと直感しました。
新生ワイモバイルは、ソフトバンクのイカサマ商法に見習わないことを願うばかりです。