空気を運ぶバス

日の傾きかけた頃、バスに乗りましたが、車内を見渡しますと・・・

貸切車内

あれっ、乗客ゼロだけど本日オレ専用?

乗客が居ないことは確か、このバス停まで空気がお客様だったみたいで、
学生さんとか利用者が多くても不思議ではない時間ですが、今日は乗客ゼロ。
今春のダイヤ改正で大幅な減便、需要も減って空気を運ぶ状態なら仕方ないですね。
バス会社もボランティアではないので、厳しい台所事情に苦肉の策なんでしょうけど。
まあ、この先の区間である程度の需要があるので、これ以上は減便されないはず。

都会の便利さを知ってしまうと、田舎の不便さが目についてしまい、何だかなぁ・・・

この貸切状態、次のバス停に乗客がいたので、数分間の贅沢で終わりました。

長距離通勤者の贅沢

連チャンの日勤、ようやく仕事が終わりまして、オウチに帰る時間なりました。

さっさと夜勤に仕事を引継ぎ押付けて、あとはよろしくお願いしま~す (・∀・)

帰り間際に何か問題が起きると面倒なので、さっさとバトンタッチしたいのが本音なんですよ。
そうしないと、コンビニでお酒が買う時間がないという重要な問題に直面することになります。
この問題を回避するためにボクは帰宅準備と夜勤へ仕事を押し付けお願いを心掛けています。

そんなことはさておき、問題は回避したけどバスは見送り列車で帰ることに。
昼間は茹だるような暑さだった街も夜になると涼しくなり、夜風に吹かれながら街を歩きます。

札幌駅前、街を明るくするのはビルの灯り
JRタワー

最終列車まで約20分、行列に並んで椅子取りゲームに参戦はちょっと・・・
その前、21時32分に出発する「ホームライナー」に間に合うことに気がついてしまいました。
手稲行なので悩むところですが、少しでも快適な時間を過ごしたいので乗り込みますけど。

席に座るとお酒を取り出してプシュ、今日もお疲れ様と自分の労をねぎらいながら乾杯と。
ホワイトベルグ

約15分で手稲に到着、乗客が降りると車内点検、そして、車庫へ回送されます。
回送列車

最終列車に接続する小樽行は約10分後に到着、静かなホームで暫し待ちます。
列車案内

快適な移動空間を提供してくれた「ホームライナー」ですが、特急の回送列車です。
札幌運転所のある手稲まで空で走らせるぐらいなら、営業運転しようかという発想みたいで、
快適な移動空間を提供するかわりに別料金、経費をかけずに稼げる一石二鳥な列車です。
利用する方としても、椅子取りゲームに参加しなくても座れるので重宝しています。

個人的には手稲ではなく小樽まで走らせてくれると、快適な帰宅時間を過ごせますけど。
小樽まで走らせて手稲まで回送する手間、それと需要があるといえば微妙な感じですね。
手稲を境にして輸送需要が漸減する傾向にあり、別料金を払って利用する人はいるのか。
早く帰りたいとか、快適な時間を過ごしたい人は需要はあっても少数なのかなと。
せめて、札幌と小樽の都市間を利用する列車の設定や車両増結は検討して欲しいです。
あの時間に椅子取りゲームや東京じゃないのに大混雑した列車は勘弁して下さいよ。

流れる景色にお酒を飲みながら、JR北海道に思うことがありましたが、お願いですね。