ポップコーンの喜劇

休みの続く黄金週間も残り少なくなってきました。

人は欲張りなもので、もう少し休みが欲しい、と思ってしまうものです。
ということは、もう連休が終わってしまう(涙)、ということですね。

せっかくなので札幌へ足を運び、ユナイテッド・シネマで映画を観てきました。
連休中はどこへ行っても大混雑、人混みの中に飛び込むようなものですが…

時間に合わせて向かうと、映画館の外まで続く行列、これは何の行列なのか…
何かを待ってるのは間違いない、関係ないので行列を追い越しましたけど。

入口で事前予約していたチケットを受取り、入場時間まで暫し待ちますが…
行列は入口を過ぎると奥の方まで続いており、少しずつ進んでいきます。

行列の行き着く先はフードとドリンクの売店で上映前の食料調達らしいです。
基本的に売店で購入された食料以外は持ち込みは遠慮頂いているとのことです。
だけど、その割に売店の店員の人数が少なく客を捌けてないように思えますが…
押し寄せる客のオーダーに合わせ食料を準備、遠目に疲れた表情が見えました。
需要に対して店員の人数が足りてない、単純に人手不足が行列に原因でしょう。
店員を増やそうにも人が集まらない、社員さんではなくバイト君だと思います。
行列は順番に進むも、食料調達で何分かかるのか?、最低でも40分以上かな。

まあ、そこまでして上映中にポップコーンを食いたいのか?、と思いますが…

売店で食料を調達した人の多くは飲み物と一緒にポップコーンを買ってます。
専用のトレイに飲み物とポップコーンがセット、それを持ってスクリーンへ。
上映が始まるとボリボリ食べ始める、あの量を上映時間に食べ切る人もいる。
たまにポップコーンじゃなくチュロスとかホットドックを食べる人もいます。
売ってるから食べるな、とは言わないが、少し周りに配慮しろ、と言いたい。
ごく稀に許容範囲を逸脱するような傍若無人な奴がいる、これはちょっと。
まさかと思うが、ホームシアターと勘違いしているのでは?、と思うぐらい。
もう、ポップコーンを食うなとは言えないけど配慮も必要じゃないか、と。
さすがにIMAXの大音量でポップコーンを食う音が聞こえるのは相当ですよ。

最近、週末の映画館では本編が始まる直前に入ってくる人が多いですね。
売店の混雑で並んでるうちに上映時間が近づいてしまって大慌てでしょうね。
遅れてくる人もいますが、多くはポップコーンを持っているみたいですけど。
あれだけ売店が大混雑していたら仕方ないのですが最後は諦めたほうがいい。
映画を観るために来たはずがポップコーンを買うのに必死なの本末転倒です。
そう思うのですが、やっぱ映画にポップコーンは必要なの?、でしょうか。
まあ、飲み物は必要でもポップコーンは不要だと思うのは個人的な意見です。
願わくば、追加料金を払ってもポップコーン禁止の上映会を希望しますので

そんなことより、飲食物は売店で買ってね、それなのに売店は大混雑です。
これはちょっとねぇ、他店調達の食料を持ち込み遠慮だから売店で買うのに…
映画鑑賞の前に長い待ち行列に何十分待って食料調達、疲れちゃいますね。
せっかく映画館に足を運ぶ人が増えても、映画を観るまでにひと苦労かな。
何とかならないのかなと思いますけど、人が増えないと無理な話ですよね。
対処できないなら、他店調達の食料の持ち込みを遠慮しないこと、かなと。
映画館にとっては貴重な収益源を奪われますが、こんな状況なら仕方なし。

連休中の映画館、大混雑に大盛況ですが売店に向かう長い行列が大変。
他人事みたく、ポップコーンを食べるのやめればいい、見つめていました。

この状況を生暖かい目で見ていたのは言うまでもありません。