早朝の苫小牧から昼下がりの八戸へ、太平洋をクルーズします。
乗船手続は済ませており、一緒に指定された乗船車両駐車場で待機していました。
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乗船案内が入るまでの数時間、ちょっとばかり暇を持て余していました。
真夜中のターミナルを散策してみたり、車の中でひと息つてみたいり、とかでした。
周辺にあるのは倉庫か工場ぐらい、コンビニへ行こうとしてもちょっと遠いかなと。
何となく時間が過ぎていくのを待つだけ、そこには色々な意味がありましたけど…
夜が明けてきた頃、乗船開始の案内が入り、係員の誘導に従って乗船します。
最初はバイクや自転車、次に乗用車が案内され、前の車に続くように乗船しました。
スロープを駆け上がると甲板上でひと回り、前の車に合わせるように車を止めます。
エンジンを切ってサイドを引き、ギアをリバースに入れ、荷物を持って客室へ移動。
客室内に居場所を確保、2等客室は混雑するらしくスペースはマット1枚分だけです。
前回は1区画が今回は1マットだけ独占、まあ、横になるスペースがあれば十分です。
居場所を確保したところで汗を流そうと風呂へ、こちらも先客で混雑していました。
狭いスペースに裸の野郎がぎっしりですが、考えることはみんな同じみたいです。
風呂から上がったところで出航までのひとときを過ごします。
デッキで苫小牧港を見渡し、冷たい風に吹かれながらクラッシク、ビールを一杯。
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定刻の5時(ちょい前)頃に出航、ゆっくりと岸壁を離れていきます。
エンジンのんが大きくなると、煙突から黒鉛を吐き出し、ゆっくり動き出しました。
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夜は明けて空は明るく、日が昇っていきますが、雲の中に隠れてしまったみたい。
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ゆっくりと苫小牧港内を進み、苫小牧の街が流れていきます、
街の中に見える大きな煙群は王子製紙の工場、まるで街が霧に包まれていくみたい。
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苫小牧の街を一望しながら、遠くに見えるのは樽前山、山に雪が残っているみたい。
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進路を南へ変えると街が遠くなり、苫小牧を抜けて太平洋を南へ八戸を目指します。
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太平洋に出たところで雲が途切れ、水平線上に昇りかけた朝日のグラデーションが…
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道中、小腹が空いたところでオートレストランで軽い食事を調達。
自販機なので食べたいものをポチッ、後は自販機で勝手にチンして出してくれます。
今回は1回目にハンバーガーセット、2回目にソース焼きそばをチョイスしました。
ハンバーガーとをメインにポテトやチキン、見た目はともかくとして十二分でした。
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麺にコシがあって、具材に豚肉や野菜がたっぷり、冷食としてはレベルが高いです。
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航海は順調に続いており、苫小牧から約5時間半、下北半島付近を航行中でした。
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今日も空模様はご機嫌斜め、まさに連休の終わりを悲しむかのような空ですね。
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流れる景色には陸地が見えますが、自然豊かな大地にしか見えません。
そして、遠くに八戸の街、海沿いの工場地帯を見ながら、八戸港へ入っていきます。
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港内で出発したばかりの苫小牧行(シルバーティアラ)とすれ違い、見送りました。
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埠頭が見えてきましたが、ここで船体を180度回転させて、バックにて入港します。
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回転させた船体はバックでゆっくりと進み、少しずつに近づきながら着岸させます。
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船が着岸したところで下船の準備を始め、車両甲板の車へ乗り込みます。
乗船時は先を急ぐものですが、下船時は先を急ぐことなく、ゆっくりと移動します。
まあ、先を急いだところで下船する順番は決まっているので、意味はありませんね。
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係員の誘導に従い、車両甲板の上でひと回りしてからスロープを下っていきます。
そのまま下船、北東北の大地に上陸というか戻ってきた、という感じでしょうかね。
そのままフェリーターミナルを離れると、目的地を目指し、車を走らせていきます。