柔らかな日差しが降り注ぐ穏やかな春の日、ドライブに出かけました。
リンゴの町からいくつかの峠を越え、イモの町を通り過ぎるとニセコへ。
自然豊かな一本道を走り、異国の地みたいなヒラフを通り越し、高橋牧場に行きました。
といっても、広大な牧草地に牛舎があり、牛がのんびり過している場所ではありません。
そんな牧場に片隅に作られた観光地、食事からスイーツ、土産物まで店が揃っています。
春を迎えた北の大地ですが、牧場内は雪が残っており、山々はまだまだ雪化粧でした。
昼飯は牧場内のレストラン「プラティーヴォ」でランチバイキング。
メニューは肉料理、魚料理、パスタ等のメイン料理と野菜ビュッフェの組合せです。
メイン料理の来る前に前菜、彩り豊かに野菜を並べ、グラタンと飲むヨーグルトでした。
クリームチーズのソースと温泉玉子の組合せは何とも不思議ですが、美味しかったです。
野菜はそれぞれの美味しさを引き出すように調理され、素材を生かした美味しさでした。
あとはジャガイモンメインのグラタン、これがメイン料理でも十分と思うぐらいでした。
メインに肉料理をチョイス、鶏モモ肉と五色大豆のトマト煮込みとパンです。
鶏もも肉や五色大豆をトマトでコトコト煮込み、程よくニンニクの効いた感じでした。
パンよりもパンに付いてきたバターが意外と美味しく、何気に印象に残りました。
羊蹄山はまだまだ雪化粧ですが、もう少し暖かくなれば、春の装いになることでしょう。
高橋牧場からニセコ周辺をぐる~り廻り、ビュープラザに立ち寄ろうと思いましたが…
平日なのに混雑、観光客で盛況らしく、人混みを避けようとそのままスルーしました。
遠い昔は気軽に立ち寄れましたが、最近はすっかり有名になってしまい、いつも混雑。
多くの観光客が訪れることはプラスかもしれませんが、何とも複雑な心境ですね。
とある場所で車を止めてひと休み、遠くに見えるのはニセコ・アンヌプリです。
近くに見えるのは雪の消えた大地、耕されており、畑の準備は進んでいるようですね。
山はまだまだ雪に覆われ、大地は雪が消え、景色の中に季節が同居している感じです。
今日は連休前半と連休後半の谷間で平日、そう、カレンダーの数字が黒色の日です。
こんな日は人の出が少なく、絶好のドライブ日和、平日に休める人の特権だと思います。
どこまでも続きそうな一直線の道、景色を楽しみながらマイペースで走っていきました。
まだ春を迎えたばかりですが、北の大地は春の装いを見せ、心も春に暖かくなりました。