青森から津軽海峡をクルーズして函館へ。
乗船手続きはスマートにチェックインで済ませ、乗船口付近で待機します。
![](https://maru1977.wordpress.com/wp-content/uploads/2018/04/0618_ticket.jpg?w=480&h=360)
チェックインのゲートから乗船口まで離れており、ターミナルビルとも離れています。
トイレに行きたいなと思ったら、あっちのターミナルビルへ行って下さい、とのこと。
これが、津軽海峡フェリーではなく青函フェリーのターミナルビルを指差しています。
そこが、一番近いトイレだから無問題、そう言い聞かせトイレに行ってきましたけど。
さすがにトイレの利用者に乗船券を確認しないので、何の問題はありませんでした。
出航40分前、乗船開始の時刻となりましたが、何の案内放送も入りません。
係員が先頭の車から車両甲板へ誘導、後に続くように車両甲板に乗船していきます。
スロープを上がって、甲板上でひと回り、前の車に合わせるように車を止めました。
エンジンを切ってサイドを引き、ギアをリバースに入れ、暫しの休憩となりますね。
乗船時間も短いので、必要最小限の荷物だけを持って、客室へ移動します。
客室内に居場所を確保すると、出航までのひとときを過します。
まず朝飯、自販機で「からあげチキン」と「ソース焼きそば」を調達してみました。
冷凍なので備え付けのレンジでチン、数十秒後に出来上がりと…
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春の冷たい風に吹かれながら甲板デッキへ、青空の広がる穏やかな春の一日。
フェリーターミナル埠頭から一直線上に見える東北新幹線新青森駅。
目と鼻の先の距離ではないが意外と近い、新幹線とフェリーの組合せもアリですね。
最終の新幹線で新青森へ、深夜のフェリーに乗り継げは朝には函館に到着です。
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定刻の7時40分に出航、エンジン音が大きくなるとゆっくりと岸壁を離れます。
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朝もやに包まれていた青森の街が少しずつ遠ざかっていきます。
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フェリーターミナルの埠頭には函館からの航海を終えた船が停泊中です。
深夜便が到着したばかり、数時間後に準備を整え、函館に向けて出航するでしょう。
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穏やかな春の日ですが、海は微妙に穏やかではなさそうです。
若干波が高いらしく、青森湾からむつ湾を抜けて津軽海峡を入ると結構揺れました。
今朝も早起きだったので、ひと眠りしていたら心地よい船の揺れに目が覚めました。
船内にフリーWi-Fiもありましたが、繋がりが良くなかったので使いませんでした。
この航路は陸地が近いのでケータイも繋がり、4Gも使えるのでデザリングで対応。
通信速度は不安定ですが、どこでもネットが使えるので問題はありませんでしたが。
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青森から2時間40分、津軽海峡から函館湾へ、揺れも落着いてきました。
航行中に甲板デッキへ出ると風が強いものですが、今日は風が強くないみたいです。
相変わらず春の風は冷たいようですが、降り注ぐ春の日差しに寒さを和らぎました。
函館湾に入りますが、左手遠くには桂岳や鏡山、右手には函館山が見えてきます。
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![](https://maru1977.wordpress.com/wp-content/uploads/2018/04/1050_right-side.jpg?w=480&h=360)
函館市内を見ながら函館港へ入港、そろそろ、フェリー埠頭が見えてくる頃です。
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着岸前に構内で旋回するのかと思いきや、このまま直進し、接岸するみたいです。
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到着30分前から案内放送があり、下船に関する注意事項の案内されました。
時間の余裕があるのでエントランスで暫く待機、着岸する頃に車へ移動しました。
乗船時は先を急ぐものですが、下船時は先を急がないので、ゆっくり移動します。
車両甲板では先に車に乗り込んだ人たちが車のエンジンを始動させていました。
自分も車に乗り込むとエンジンを始動、下船の時を待っていました。
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係員の誘導に従い、順序よく下船、甲板上でひと回りしてスロープを下ります。
そのまま下船、春の柔らかな日差しに眩しさを感じながら、北の大地に上陸です。
下船後はフェリーターミナルを離れると、それぞれが目的地を目指します。
青看の「函館」という文字を見て、北の大地に帰ってきたことを実感しました。