トワイライトエクスプレスの運行終了

JR西日本から「トワイライトエクスプレス」の廃止が発表されました。

寝台特急「トワイライトエクスプレス」の運行終了について (JR西日本)

「トワイライトエクスプレス」は札幌と大阪をほぼ一昼夜かけて走る寝台特急です。
所要時間は大阪から札幌へ向かう列車は約22時間、札幌から大阪へ向かう列車は約23時間。
旅が大好きな方なら最高の列車ですが、移動するだけなら拷問にすら感じる列車だと思います。
車内設備は食堂車やサロンカー、展望付き個室寝台とか豪華でクルーズトレインみたいです。
単なる移動手段として利用するなら価値はなく、旅を楽しむことで価値の出てくる列車なんです。

札幌駅にて
                  (2013.01.05 出発前の札幌駅にて)

廃止される(公式な)理由が車両の老朽化みたいです。
豪華な設備でも車両は新製車ではなく改造車、車齢も製造から40年以上経過したものばかり。
一度リニューアルしているそうですが、見えない部分で色々問題を抱えていたかもしれません。

大阪駅にて
                  (2013.01.06 到着後の大阪駅にて)

トワイライトエクスプレスの廃止は発表されましたが、
上野発の「北斗星」や「カシオペア」、日本唯一の夜行急行「はまなす」の扱いはどうなるのか?
まだ正式な発表はありませんが、本州と北海道を結ぶ夜行列車の廃止は既定路線でしょうね。

北海道新幹線の開業が2016年春に迫っており、夜行列車の扱いを考えたのでしょう。
青函トンネルを含む一部区間は新幹線と共用、この区間専用の機関車が必要となってきます。
だけど、夜行列車のために機関車を新製するなんて、そんな設備投資は無理ということですよ。
仮に機関車を新製したとしても、今度は車両の老朽化が問題になり、それをどうするのかなと。
そうなると、北海道新幹線の開業を機に夜行列車を廃止するのが自然の流れなんでしょう。

21世紀に入って衰退していった夜行列車、これも時代の流れなのかなと。
利用者のニーズに合わせた設備投資を行っていれば、それなりの需要があったと思いますが。
夜行バスにそれなりの需要があることを考えると、そういうことだったのかなとは思いますけど。
新しい時代の夜行列車を提案して、是非とも実現して欲しい、そう切に願うところですね。

ハイパーメディアショップの謎

リンゴの町で店を開いたハイパーメディアショップゲオ

ゲオ

開店記念なのかDVD準新作レンタルが税抜50円(税込54円)、大盤振る舞いですね。
もちろん、DVD旧作レンタルも税抜50円(税込54円)、借りるならDVDは今月中ですよ。

CDを借りようと店の中を探してもレンタルがない、新品と中古品は扱っているのですが。
レンタルコーナーを何順もしましたが、DVDレンタルとコミックレンタルしか見当たらない!
ここで初めて、この店ではCDレンタルを扱っていないという事実に気づきましたよ。

結局、CDを借りたければツタヤに行って下さい、ということなんでしょうか?

ゲオがツタヤの商圏に殴り込みをかけ、仁義なき戦いが始まると思っていましたが、
お互いに共存共栄の道を模索しながら、腹の探り合いをしているところなんでしょうね。